「奥歯では噛めるのに、前歯が閉じない」
「上下の前歯の間に隙間が空いている」
このような状態を開咬(かいこう)、またはオープンバイトといいます。
放置すると発音や食事に支障をきたすことがあります。
今回は
✔ 開咬とはどんな状態か
✔ 開咬の原因
✔ 矯正治療での改善方法
を解説します。
開咬(オープンバイト)とは?
開咬とは、奥歯を噛み合わせたときに前歯(や側方の歯)が噛み合わない状態です。
上下の歯の間に隙間が残ります。
開咬があると、前歯で食べ物を噛み切ることが難しくなったり、
「さ行・た行」などの発音がしにくくなることがあります。
開咬の主な原因
① 舌突出癖(舌癖)
飲み込む際に舌が前歯を押し出す癖が、最も多い原因のひとつです。
② 指しゃぶり・おしゃぶりの長期使用
幼少期の習慣が顎の成長に影響し、開咬につながることがあります。
③ 口呼吸
口で呼吸することで舌が下がり、上あごが狭くなって開咬が生じることがあります。
④ 骨格的な問題
下あごが後ろ下方に成長するタイプの骨格で生じやすいです。
開咬の矯正治療
ワイヤー矯正
前歯を下方向に引き出す(圧下)ことで噛み合わせを改善します。
奥歯のコントロールも同時に行います。
マウスピース矯正(インビザライン)
アタッチメントを活用して前歯の圧下や奥歯の挺出を行います。
軽度〜中等度の開咬に適しています。
外科的矯正治療
骨格が原因の重度の開咬では、顎の骨を手術で調整する
外科的矯正が必要になることがあります。
MFTとの併用が重要
開咬は舌癖が原因のことが多いため、
矯正治療だけでなくMFT(口腔筋機能療法)を並行して行うことが
後戻り防止のために重要です。
まとめ
開咬は見た目だけでなく、噛む機能・発音・口腔衛生にも影響する噛み合わせの問題です。
気になる方は早めに矯正専門医にご相談ください。
広島タワー歯科・矯正歯科では開咬の無料カウンセリングを実施しています。
関連記事
- 【Vol.64】舌癖・舌の位置と歯並び|MFT(口腔筋機能療法)とは?
- 【Vol.62】口呼吸と歯並びの関係|鼻呼吸への改善と矯正治療の役割
- 【Vol.48】出っ歯・受け口・すきっ歯の矯正方法|症状別に広島の矯正専門医が解説
- 【Vol.45】矯正治療の流れと期間を徹底解説|STEP1〜6で広島の専門医がわかりやすく紹介
参考情報
監修者 広島タワー歯科・矯正歯科
院長 丸川雅弘