「下の前歯が上の前歯に隠れて見えない」
「噛み合わせが深すぎると言われた」
このような状態を過蓋咬合(かがいこうごう)といいます。
見た目だけでなく、歯や顎へのダメージにもつながるため、
早めに対処することが大切です。
今回は
✔ 過蓋咬合とはどんな状態か
✔ 放置するとどうなるか
✔ 矯正治療での改善方法
を解説します。
過蓋咬合とは?
過蓋咬合とは、上の前歯が下の前歯を3分の1以上覆っている状態のことです。
「ディープバイト」とも呼ばれます。
正常な噛み合わせでは上の前歯が下の前歯を2〜3mm程度覆いますが、
過蓋咬合ではそれ以上に深く噛み込んでいます。
過蓋咬合の主な原因
・遺伝的な骨格の特徴
・下あごが小さい・短い
・幼少期の指しゃぶりや唇を噛む癖
・奥歯が低い(臼歯の咬合高径が低い)
放置するとどうなるか
① 下の前歯が上あごの歯ぐきを傷つける
噛み合わせが深すぎると、下の前歯が上あごの口蓋(こうがい)の粘膜に
当たって歯ぐきを傷つけることがあります。
② 顎関節への負担増加
顎の関節に不均一な力がかかり続けることで、
顎関節症のリスクが高まります。
③ 歯の摩耗
歯が過度に接触し続けることで、歯の表面が削れていくことがあります。
矯正治療での改善方法
過蓋咬合の矯正では、前歯を圧下(上方向に押し込む)したり、
奥歯を挺出(下方向に引き出す)することで噛み合わせの深さを調整します。
ワイヤー矯正・インビザラインともに対応可能ですが、
重症度によっては難易度が高くなるため、
矯正専門医による診断が特に重要です。
治療期間は症状の程度によって異なりますが、
おおよそ1年半〜2年半が目安です。
まとめ
過蓋咬合は放置すると歯・歯ぐき・顎関節に影響が及ぶことがあります。
「深い噛み合わせ」が気になる方は、早めに矯正専門医へご相談ください。
広島タワー歯科・矯正歯科では過蓋咬合の無料カウンセリングを実施しています。
関連記事
- 【Vol.48】出っ歯・受け口・すきっ歯の矯正方法|症状別に広島の矯正専門医が解説
- 【Vol.42】インビザラインとワイヤー矯正どっちがいい?認定医が違いを徹底比較
- 【Vol.45】矯正治療の流れと期間を徹底解説|STEP1〜6で広島の専門医がわかりやすく紹介
- 【Vol.52】歯並びと全身の健康|肩こり・頭痛・姿勢との意外なつながり
参考情報
監修者 広島タワー歯科・矯正歯科
院長 丸川雅弘