【Vol.65】過蓋咬合(かぶせ咬み)とは?深い噛み合わせの原因と矯正治療を解説【院長コラム】

「下の前歯が上の前歯に隠れて見えない」
「噛み合わせが深すぎると言われた」

このような状態を過蓋咬合(かがいこうごう)といいます。
見た目だけでなく、歯や顎へのダメージにもつながるため、
早めに対処することが大切です。

今回は
✔ 過蓋咬合とはどんな状態か
✔ 放置するとどうなるか
✔ 矯正治療での改善方法
を解説します。


過蓋咬合とは?

過蓋咬合とは、上の前歯が下の前歯を3分の1以上覆っている状態のことです。
「ディープバイト」とも呼ばれます。

正常な噛み合わせでは上の前歯が下の前歯を2〜3mm程度覆いますが、
過蓋咬合ではそれ以上に深く噛み込んでいます。


過蓋咬合の主な原因

・遺伝的な骨格の特徴
・下あごが小さい・短い
・幼少期の指しゃぶりや唇を噛む癖
・奥歯が低い(臼歯の咬合高径が低い)


放置するとどうなるか

① 下の前歯が上あごの歯ぐきを傷つける
噛み合わせが深すぎると、下の前歯が上あごの口蓋(こうがい)の粘膜に
当たって歯ぐきを傷つけることがあります。

② 顎関節への負担増加
顎の関節に不均一な力がかかり続けることで、
顎関節症のリスクが高まります。

③ 歯の摩耗
歯が過度に接触し続けることで、歯の表面が削れていくことがあります。


矯正治療での改善方法

過蓋咬合の矯正では、前歯を圧下(上方向に押し込む)したり、
奥歯を挺出(下方向に引き出す)することで噛み合わせの深さを調整します。

ワイヤー矯正・インビザラインともに対応可能ですが、
重症度によっては難易度が高くなるため、
矯正専門医による診断が特に重要です。

治療期間は症状の程度によって異なりますが、
おおよそ1年半〜2年半が目安です。


まとめ

過蓋咬合は放置すると歯・歯ぐき・顎関節に影響が及ぶことがあります。
「深い噛み合わせ」が気になる方は、早めに矯正専門医へご相談ください。

広島タワー歯科・矯正歯科では過蓋咬合の無料カウンセリングを実施しています。


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参考情報

監修者 広島タワー歯科・矯正歯科
院長 丸川雅弘

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