【Vol.67】交叉咬合(クロスバイト)とは?原因と子どもから大人まで対応できる治療法【院長コラム】

「上の歯が内側に入り込んでいる」
「下の歯が上の歯より外側に出ている」

このような噛み合わせの乱れを交叉咬合(こうさこうごう)
またはクロスバイトといいます。

今回は
✔ 交叉咬合の種類と原因
✔ 放置するとどうなるか
✔ 子ども・大人それぞれの治療法
を解説します。


交叉咬合(クロスバイト)とは?

通常、上の歯列は下の歯列よりわずかに外側に位置しています。
交叉咬合はこの関係が逆転した状態で、
一部または全体の上の歯が下の歯の内側に入り込んでいます

前歯部だけに起きる「前歯部交叉咬合」と、
奥歯部分で起きる「臼歯部交叉咬合」があります。


交叉咬合の主な原因

・上あご(上顎)の発育が不十分
・指しゃぶり・頬杖など幼少期の悪習癖
・乳歯の早期脱落による歯列の乱れ
・骨格的な問題(遺伝)
・舌癖(舌が横に押し当たる癖)


放置するとどうなるか

交叉咬合を放置すると、
・顔の非対称(左右のバランスの崩れ)
・顎関節への偏った負担
・上あごの発育阻害(成長期の子どもの場合)
・顎関節症のリスク増加
などが生じることがあります。

特に子どもの場合は早期治療が重要で、
上あごの成長が終わる前に対処することで、
比較的簡単に改善できる場合があります。


子どもの治療法

成長期(10歳頃まで)の子どもには、上あごを横方向に広げる拡大装置が有効です。
「急速拡大装置」や「クワドヘリックス」などが使われます。

骨の成長を利用するため、大人よりも短期間・少ない負担で改善できます。


大人の治療法

成長が完了した大人の場合は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正
歯の位置を調整して交叉咬合を改善します。

骨格的な問題が大きい場合は、外科的矯正治療が必要になることもあります。


まとめ

交叉咬合は早期発見・早期治療が大切です。
「なんとなく顔が左右非対称な気がする」「下の歯が外に出ている」と感じたら、
矯正専門医に相談してみてください。

広島タワー歯科・矯正歯科では、お子さんから大人まで無料カウンセリングを実施しています。


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参考情報

監修者 広島タワー歯科・矯正歯科
院長 丸川雅弘

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