【Vol.95】患者の不安・疑問への丁寧な対応|質問を歓迎し、納得するまで説明するのが当院の診療体制

矯正治療は期間が長く、費用も決して安くありません。治療を始める前や進めていく中で、「本当にこの方針で大丈夫なのか」「もっと良い方法はないのか」「先生に聞きたいけれど、忙しそうで遠慮してしまう」という思いを持つ患者さまは少なくありません。当院・広島タワー歯科・矯正歯科では、患者さまの疑問や不安を歓迎し、納得するまで丁寧に説明することを診療体制の根幹としています。「聞けなかった」「わからないままだった」という状態で治療を進めることは、当院の考える患者さま中心の治療ではありません。

矯正治療で患者さまが感じやすい「不安・疑問」とは

矯正治療に関する不安や疑問は、治療の段階によって異なります。当院では、以下のような疑問をよくいただきます。

治療の段階 よくある不安・疑問
カウンセリング・検査前 「抜歯は必要ですか?」「費用はどのくらいかかりますか?」「治療期間はどれくらいですか?」「マウスピースと ワイヤー、どちらが自分に合っていますか?」
治療開始直後 「痛みはいつまで続きますか?」「装置が口に当たって痛いのですが、これは普通ですか?」「食事制限はありますか?」「歯磨きはどうすればいいですか?」
治療中盤 「歯が動いているかどうかわかりません」「予定より時間がかかっていますか?」「このまま続けて大丈夫ですか?」「仕事の都合で通院が遅れそうです」
治療終盤・保定期 「保定装置はいつまで使えばいいですか?」「後戻りはしませんか?」「治療が終わったら定期的に通う必要はありますか?」

これらのどの疑問も、患者さまにとっては重要な関心事です。当院では、どんな質問も「些細なこと」として扱わず、丁寧にお答えすることを徹底しています。

当院が「質問しやすい環境」を大切にする理由

矯正治療において、患者さまが疑問や不安を抱えたまま治療を続けることには、以下のようなリスクがあります。

  • 治療への信頼感が低下し、通院が途切れやすくなる:「なぜこの処置が必要なのか」がわからないまま進めると、ちょっとしたことで不信感に発展しやすい
  • 装置の使用を怠るようになる:マウスピースの装着時間・ゴムかけの重要性が理解できていないと、患者さまの協力度が下がる
  • トラブル時の初動が遅れる:「どこに相談すればよいかわからない」という状態では、緊急時の対応が遅くなる
  • 治療結果への満足度が下がる:治療ゴールを患者さまと共有できていないと、完治した後でも「思っていたのと違う」という齟齬が生じやすい

逆に言えば、患者さまが疑問を解消しながら治療に臨めれば、治療の継続率・協力度・最終的な満足度はいずれも高まります。当院が「質問を歓迎する」姿勢を明示しているのは、このためです。

当院の「疑問・不安への対応」の具体的な取り組み

1. カウンセリング時間を十分に確保する

初回カウンセリングでは、診断結果の説明だけでなく、患者さまのご疑問・ご不安にお答えする時間を十分に設けています。「他院で抜歯が必要と言われたが納得できなかった」「費用が高くて迷っている」といったデリケートなご相談も、丁寧にお聞きします。

2. 調整のたびに「現状と見通し」をご説明する

毎回の調整時に、「現在どの段階か」「次の調整までに何が起こるか」「治療全体の進捗」を簡潔にご説明しています。患者さまが「今どこにいるか」を把握できることが、安心感につながります。

3. 「聞きにくい」を作らないチェアサイドコミュニケーション

治療中は患者さまが話しにくい状況になりがちです。当院では、処置の合間や処置後に「何かご不明な点はありますか?」と声をかけることを習慣化しています。また、スタッフも患者さまの表情や反応に気を配り、疑問がありそうな場合は自発的に確認するよう心がけています。

4. わかりやすい言葉・図解で説明する

矯正の専門用語(叢生・セファロ・アンカレッジ等)をそのまま使うのではなく、患者さまの理解度に合わせた言葉・模型・図解を用いてご説明しています。「難しくてよくわからなかった」という経験をお持ちの方も、ぜひご相談ください。

【当院でよくある会話の例】

患者さま:「先生、少し聞いてもいいですか…装置をつけてから前歯の隙間が広がった気がして不安なんですが」

院長:「ご質問ありがとうございます。実はこれは治療の正常な経過です。前歯を後退させるためにスペースを一時的に前に移動させているので、今は隙間が開いているように見えます。〇ヶ月後には閉じてきますよ。図で見てみますか?」

当院の疑問対応体制の考え方

当院・広島タワー歯科・矯正歯科では、患者さまの疑問・不安への対応において以下の方針を徹底しています。

方針 具体的な取り組み
質問を歓迎する姿勢の明示 初回カウンセリング時に「どんな質問でも歓迎します」と明言し、患者さまが遠慮なく聞ける雰囲気をつくる
十分な説明時間の確保 1回の調整に1時間のチェアタイムを確保し、処置だけでなく説明・質疑応答の時間を組み込む
納得を確認してから次のステップへ 治療方針の変更・抜歯・外科矯正連携などの重要な局面では、患者さまの理解と同意を必ず確認してから進める
セカンドオピニオンの尊重 「他院でも意見を聞きたい」という患者さまの意思を否定せず、必要な資料の提供を含めて対応する
スタッフ全員での情報共有 院長だけでなく、スタッフも患者さまの疑問に対して基本的な回答ができるよう定期的に情報共有を行う
院長より

「矯正治療において、患者さまの疑問に丁寧にお答えすることは、単なる『サービス』ではなく、治療の質そのものだと考えています。納得して治療に臨む患者さまと、疑問を抱えたまま通院する患者さまとでは、治療の結果も継続率も大きく異なります。どんな些細なことでも、遠慮なく聞いてください。『そんなことを聞いてもよいのかな』と思うような質問こそ、私たちが一番大切にしたいご相談です。」

— 広島タワー歯科・矯正歯科 院長 丸川雅弘

広島で矯正治療をご検討中の方へ

院長の丸川雅弘は広島大学歯学部を卒業後、広島大学歯学部矯正歯科に所属し、幅広い矯正症例を経験してきました。「他院で説明が不十分だった」「質問しにくい雰囲気があった」「治療方針に納得できなかった」という方も、ぜひセカンドオピニオンとしてご相談ください。

当院では初診時から、患者さまが「納得して治療を選択できる」環境を整えています。治療の必要性・方針・費用・期間・リスクについて、包み隠さずお伝えすることが当院の誠実さの証です。広島で信頼できる矯正歯科をお探しの方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。

まとめ

  • 矯正治療中の不安・疑問は治療段階ごとに異なり、カウンセリング前から保定期まで多岐にわたる。
  • 疑問を解消しないまま進めることは、通院途切れ・協力度低下・満足度低下につながるリスクがある。
  • 広島タワー歯科・矯正歯科では、カウンセリング時間の確保・調整ごとの進捗説明・チェアサイドでの声かけ・わかりやすい言葉での説明を通じて、患者さまが質問しやすい環境を実現している。
  • 治療方針の変更や重要な処置の前には、必ず患者さまの納得と同意を確認してから進めることを徹底している。
  • 「どんな質問でも歓迎する」という姿勢を診療体制の根幹に置き、患者さま中心の矯正治療を提供している。

よくある質問(FAQ)

Q. 矯正の専門用語がよくわからないのですが、噛み砕いて説明してもらえますか?
A. もちろんです。当院では専門用語をそのまま使わず、模型・図解・わかりやすい言葉でご説明することを心がけています。「よく聞き取れなかった」「もう一度説明してほしい」といった場合も、遠慮なくおっしゃってください。
Q. 治療中に疑問が生じた場合、次回の調整日まで待たないといけませんか?
A. 緊急性の高いトラブル(強い痛み・装置脱落など)は調整日を待たずにご連絡ください。疑問や不安については、診療時間内にお電話いただければ可能な範囲でお答えします。次回来院時に詳しくご説明することも可能ですので、気になったことはメモしておいていただけると助かります。
Q. 他院の意見も聞きたいのですが、セカンドオピニオンは可能ですか?
A. もちろんです。当院はセカンドオピニオンを歓迎しています。他院でのご相談に必要な資料(レントゲン・診断データ等)の提供についてもご相談ください。逆に、他院からのセカンドオピニオンとして当院にいらっしゃる方も大歓迎です。
Q. 子どもが矯正治療中ですが、親として聞きたいことがたくさんあります。保護者からの質問も対応していただけますか?
A. もちろんです。お子様の矯正治療では、保護者の方が疑問や不安を感じることも多いかと思います。調整時に保護者の方も同席いただき、ご質問いただける時間を設けています。「学校生活への影響は?」「食事制限はある?」「費用の見通しは?」など、どんなことでもお気軽にどうぞ。
Q. 治療方針に納得できない場合、変更をお願いすることはできますか?
A. はい、可能です。治療方針は患者さまとの合意のもとで進めるものです。「やはり抜歯はしたくない」「マウスピースに変えたい」など、希望が変わった場合はお申し出ください。変更の可否・メリット・デメリットを含めて率直にご説明し、最善の方針を一緒に考えます。

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参考情報

  1. 公益社団法人 日本矯正歯科学会(https://www.jos.gr.jp/
  2. Proffit WR, Fields HW, Sarver DM. “Contemporary Orthodontics” 6th ed. Elsevier(インフォームドコンセントと患者コミュニケーションに関する記述)
  3. Feu D, et al. “Oral health-related quality of life and orthodontic treatment seeking.” Angle Orthod. 2010.(患者満足度と治療コミュニケーションの関連に関する研究)
  4. Bos A, et al. “Expectations of orthodontic treatment.” Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2005.(矯正治療に対する患者の期待と説明の重要性に関する研究)
  5. Kiyak HA, et al. “Patient and physician expectations from corrective jaw surgery.” Am J Orthod Dentofacial Orthop. 2000.(矯正治療における患者と術者の期待値の乖離に関する研究)

監修:院長 丸川雅弘

広島大学歯学部卒業。広島大学歯学部矯正歯科に所属し、研鑽を積む。広島タワー歯科・矯正歯科にて多様な矯正症例を担当。「患者さまの疑問・不安を歓迎し、納得するまで丁寧に説明する」ことを診療体制の核と位置づけ、カウンセリング・調整・緊急対応のあらゆる場面で患者さまが質問しやすい環境づくりを実践している。

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