【Vol.48】出っ歯・受け口・すきっ歯の矯正方法|症状別に広島の矯正専門医が解説【院長コラム】

「出っ歯なんだけど、矯正で治る?」
「受け口は手術しないとダメって聞いたけど本当?」
「すきっ歯をなんとかしたい」

歯並びの悩みは人それぞれ。
症状によって適した治療方法も変わります。

今回は代表的な3つの歯並びの悩みについて、
✔ それぞれの原因
✔ 矯正で改善できるか
✔ 適した治療方法

を、矯正専門医がわかりやすく解説します。


① 出っ歯(上顎前突)の矯正

出っ歯とは?

上の前歯が下の前歯より大きく前に出ている状態を上顎前突(じょうがくぜんとつ)と呼びます。
「口が閉じにくい」「横顔が気になる」といった悩みが多いです。

原因

・歯の生える位置や角度の問題(歯槽性)
・上の顎が前に出ている骨格的な問題(骨格性)
・幼少期の指しゃぶり・口呼吸の習慣

矯正で治る?

歯槽性の出っ歯はほぼすべての場合で矯正治療が有効です。
重度の場合は抜歯をしてスペースを作り、前歯を後ろへ引っ込めます。

骨格性の出っ歯は、軽〜中等度であれば矯正治療のみで対応可能なケースが多いです。
重度の骨格的問題がある場合は、外科手術(顎矯正手術)が必要なことがあります。

適した治療方法

・ワイヤー矯正:抜歯を伴う複雑な歯の移動にも対応
・インビザライン:軽〜中等度の出っ歯に有効
・裏側矯正:目立たせたくない方に。前歯を引っ込める動きに特に効果的


② 受け口(下顎前突・反対咬合)の矯正

受け口とは?

下の前歯が上の前歯より前に出ている状態を下顎前突(かがくぜんとつ)または反対咬合と呼びます。
噛み合わせが逆のため、食事や発音に影響が出ることもあります。

原因

・遺伝的な要因(骨格性)が強い
・幼少期の舌の癖・口呼吸
・乳歯の受け口が永久歯に引き継がれたケース

矯正で治る?

受け口は子どものうちに早期対応するほど治療の選択肢が広がります
成長期であれば、顎の成長をコントロールして骨格から改善できることがあります。

大人の軽〜中等度の受け口は矯正治療のみで改善できるケースもありますが、
骨格的な問題が大きい場合は外科手術(保険適用になる場合あり)が必要なことがあります。

適した治療方法

・子ども:ムーシールドや床矯正で顎の成長を誘導(第1期治療)
・大人・軽度:ワイヤー矯正またはインビザライン
・大人・重度:外科矯正(顎変形症として保険適用になることがあります)


③ すきっ歯(空隙歯列)の矯正

すきっ歯とは?

歯と歯の間に隙間がある状態を空隙歯列(くうげきしれつ)と呼びます。
特に前歯の中央にできる隙間は「正中離開(せいちゅうりかい)」と言います。

原因

・歯の大きさに対して顎が大きい
・歯の本数が少ない(先天性欠損など)
・上唇小帯(上唇の裏のヒダ)が太い・長い
・歯周病による歯の移動

矯正で治る?

すきっ歯は矯正治療で改善しやすい歯並びのひとつです。
隙間を閉じる方向に歯を動かすため、比較的シンプルな治療で対応できるケースが多いです。

ただし、歯の本数が少ない(先天性欠損)場合は、
隙間をどう扱うか(閉じるか・インプラント等で補うか)を慎重に検討する必要があります。

適した治療方法

・インビザライン:すきっ歯の改善は得意な分野。目立たず治療できる
・ワイヤー矯正:複数箇所の隙間や歯の移動が多い場合
・部分矯正:前歯の隙間だけを治したい場合に費用・期間を抑えられる


まとめ:まずは専門医に診てもらうことが大切

出っ歯・受け口・すきっ歯は、見た目だけでなく噛み合わせや健康にも影響します。
「自分の症状はどの程度?」「どんな治療が合っている?」は、精密検査を経て専門医が判断します。

広島タワー歯科・矯正歯科では初診相談は無料です。
気になっている歯並びについて、まずはお気軽にご相談ください。

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