【Vol.46】子どもの矯正はいつから始める?小児矯正の時期・流れ・メリットを専門医が解説【院長コラム】

「子どもの歯並びが気になるけど、まだ小さいから早すぎる?」
「小学生のうちに始めた方がいいって聞いたけど、本当?」

お子さんの歯並びに悩む保護者の方から、
広島市の矯正歯科でもこのようなご相談をよくいただきます

今回は
✔ 子どもの矯正はいつから始めるべきか
✔ 第1期治療・第2期治療の違い
✔ 早期に始めるメリット
✔ 矯正が必要なサインのチェックリスト

を、矯正専門医がわかりやすく解説します。


子どもの矯正は「2段階」で考える

小児矯正は大きく第1期治療第2期治療の2段階に分かれます。

第1期治療(乳歯と永久歯が混在する時期)

対象年齢:6〜12歳頃(乳歯と永久歯が混在する混合歯列期)

この時期の治療の目的は、顎の成長を正しい方向へ誘導することです。
顎の骨がまだ柔らかく成長段階にあるため、
装置を使って顎のスペースを広げたり、噛み合わせの土台を整えます。

この時期にしか対応できない骨格的な問題があるため、
歯並びの気になるサインがあれば早めに相談することが重要です。

第2期治療(永久歯が生えそろった後)

対象年齢:12〜15歳頃(永久歯列期)

永久歯が生えそろった後に、個々の歯の位置を細かく整える治療です。
大人の矯正治療と同様に、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を行います。

第1期治療でしっかり土台を整えておくと、
第2期治療が短期間・低コストで完了するケースが多くなります。


いつから始めるのがベスト?

小児矯正の開始タイミングは症状によって異なりますが、
一般的な目安は以下の通りです。

受け口(反対咬合):できるだけ早く(3〜5歳から対応可能なケースも)
出っ歯(上顎前突):6〜8歳頃
歯のガタガタ(叢生):7〜9歳頃
噛み合わせのズレ:6〜8歳頃

受け口は特に早期対応が重要で、放置すると顎の骨格に影響が出ることがあります。


早期に始めるメリット

① 顎の成長を活かせる

成長期の顎は矯正力に反応しやすく、骨格的な問題も改善しやすいです。
大人になってからでは外科手術が必要になるケースも、
子どものうちに治療すれば手術なしで対応できることがあります。

② 永久歯が正しい位置に生えやすくなる

顎のスペースを早めに確保することで、
永久歯が自然に良い位置に生えてくることが期待できます。
その結果、抜歯が不要になるケースも増えます。

③ 第2期治療が楽になる

第1期でしっかり基礎を整えておくと、
第2期治療の期間が短くなり、トータルの費用も抑えられます。

④ 口呼吸・姿勢の改善にもつながる

歯並びや顎の発育を整えることで、
口呼吸の改善・顎関節の健全な発育・体の姿勢改善にもよい影響が出ることがあります。


矯正が必要なサインチェックリスト

お子さんに以下のサインが見られたら、一度ご相談ください。

☑ 上の前歯が下の前歯より内側にある(受け口)
☑ 前歯が大きく出ている(出っ歯)
☑ 歯がガタガタに重なっている
☑ 上下の歯の中心がずれている
☑ 奥歯で噛んでも前歯が当たらない(開咬)
☑ 口がいつも開いている・口呼吸をしている
☑ 食事のときに噛みにくそうにしている
☑ 乳歯がなかなか抜けない・永久歯がなかなか生えてこない

1つでも当てはまる場合は、早めに矯正専門医に相談することをお勧めします。


まとめ

子どもの矯正は「早すぎる」ことはほとんどありません。
気になったら、まず相談するのがベストです。

広島タワー歯科・矯正歯科では、お子さんの初診相談も無料で承っています。
「まだ様子を見た方がいい?今すぐ始めるべき?」という判断も、専門医が丁寧にご説明します。

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