【院長コラム Vol.4】自分に合う矯正装置ってどれ?──4つの装置の特徴をやさしく比較

こんにちは。広島駅北口エリアの 広島タワー歯科・矯正歯科・院長です。

矯正相談に来られる10〜40代の女性から、
「どの装置を選べばいいのかわからない」
というご相談を本当によくいただきます。

今は選べる装置の種類が増えたぶん、迷いやすい時代です。
今回は、当院で扱っている代表的な 4つの矯正装置を比較しながら、
選び方のポイントをお伝えします。


■ 装置の種類は大きく4つ

当院で多く選ばれているのは、以下の4種類です。

  1. 表側ワイヤー矯正(クリアブラケット)
  2. 裏側矯正(リンガル矯正)
  3. ハーフリンガル矯正
  4. マウスピース矯正(インビザライン等)

これだけ種類があると、
「結局どれが私に合うの?」という疑問が出て当然です。


■ 1. 表側ワイヤー矯正(クリアタイプ)

◎メリット

  • もっとも幅広い症例に対応できる
  • 調整しやすく仕上がりの精度が高い
  • 透明ブラケットで従来よりかなり“目立ちにくい”

△気になるポイント

  • 装置は歯の表側につくため、完全には隠れない

向いている人
「多少は見えてもいいけど、確実にきれいにしたい」
「コスパよく矯正したい」人


■ 2. 裏側矯正(リンガル矯正)

◎メリット

  • 装置が完全に見えない
  • 治療をしていることを知られにくい
  • 表側のエナメル質への負担が少ない

△気になるポイント

  • 発音に慣れるまで少し時間が必要
  • 治療費はほかの装置より高め

向いている人
「絶対に矯正装置を見せたくない」
「接客・営業職で人前に立つことが多い」人


■ 3. ハーフリンガル矯正

◎メリット

  • 上の歯は裏側で“見えない”
  • 下の歯は表側で“コストを抑えられる”
  • 見た目と費用のバランスが良い

△気になるポイント

  • 裏側矯正と比べると完全には隠れない
  • 上下とも裏側にしたい方には物足りない可能性

向いている人
「目立ちにくさは大事。でも費用は抑えたい」
「上の前歯だけでも見えなくしたい」人


■ 4. マウスピース矯正(インビザライン等)

◎メリット

  • 透明でほとんど気づかれない
  • 取り外しができて食事や歯磨きが楽
  • 痛みが比較的少ない
  • 金属アレルギーでも安心

△気になるポイント

  • 装着時間を守らないと治療が進まない
  • 症例によっては適応できないことも

向いている人
「目立たせたくない、痛みも少なくしたい」
「自己管理が得意」
「食事やイベントで装置の煩わしさを避けたい」人


■ 迷ったときは“優先順位”で選ぶのが正解

装置選びで失敗しないコツは、
「何を優先したいか」 を先に決めておくことです。

  • とにかく見せたくない → 裏側矯正
  • バランス良く目立たず費用も抑えたい → ハーフリンガル
  • 仕上がりの精度+コスパ → 表側ワイヤー
  • 生活のしやすさ+透明 → マウスピース矯正

このように分けると、選びやすくなります。


■ 最後に:あなたの生活を大切にした“最適な装置”をご提案します

どの矯正装置にもメリット・デメリットがあります。
大切なのは、
あなたのライフスタイル・見た目の希望・予算・治療内容に合っているか
です。

広島市で矯正装置を迷っている方は、
まず気軽に相談してみてください。

あなたにとって“無理のない選択”ができるよう、
丁寧にご説明いたします。


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